SHIBA建築工房の住まいの性能

performance

 私たちは、日々を快適に過ごせる住まいを造るために「適度な性能」を大切にしています。性能とは、気密・断熱・耐震性能・耐久性などを指し、家造りに欠かせない要素と言えます。ですが性能ばかりを追い求めても、豊かな住まいから一歩遠ざかるのではないかと考えています。不必要に高すぎる性能値を目指すのでは無く、その地にあった最も「適度な性能」を考え、日本の四季と共住できる豊かな住まいを目指して設計します。

1 気密・断熱

冬は暖かな家。夏は最小限の冷房で過ごせる家。

 これらを実現するために、高断熱・高気密をベースに、パッシブデザインで最適化を行い、少ない冷暖房エネルギーで過ごせる住まいを設計します。
窓を閉めれば、家全体をキッチリと閉じることができます。気持ちいい風を入れたいときは窓を開けるだけ。決して息苦しい家ではありません。花粉や有害物質など室内に入れたくないものを制御しやすくなります。

2 耐震性能

人の生命と尊厳を守るために耐震性能は必要不可欠。

 地震に強い建物をつくるために許容応力度計算により構造計算を行います。設計基準は耐震等級3です。
私・柴は、耐震性能を追求するため、2011年に大学院に社会人入学し耐力壁の研究を行いました。これまでの研究成果を活かし、耐震設計を行います。

3 耐久性能

痛みにくく、手入れのしやすい家。

 長寿命の家造りのために、耐久性能、メンテナンス性が欠かせません。我々が素材を選び、設計するときは必ず経年変化を考えます。要因は様々あれど、全ての物は少しずつ摩耗し、劣化していくからです。将来的に交換する必要があるものには特殊な部材・設備機器を使わず、一般流通品を用いることで、お手入れがしやすく、長寿命の家になるよう心がけています。

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