全館空調

高断熱・高気密をベースに家庭用エアコン1台(〜2台)で全館空調。
夏は冷えすぎることがない涼しさ、冬は全ての居室が暖かく快適な家を少ないエネルギーで実現。
高断熱・高気密をベースにシンプルなシステムで構成します。


SHIBA建築工房の全館空調の特徴

高断熱・高気密の建物をベースに、エアコン(14帖用程度)1台で全館空調します。
床を暖めたり冷やしたりしながら家全体を冷暖房するため足元まで快適。
エアコン1台で全館空調
【上図は空調システムの参考例】

部屋毎に設置する個別エアコンに比較して、家全体をゆったりと冷暖房するため、体への負担も軽減されます。


完成建物の温度実測

住宅(建築)は現場製作であるため、机上の計算通りいかない部分が残るものです。
設計性能と、建築された建物の実測結果を照らし合わせて、設計および施工方法に問題が無かったかを確認し、今後の設計にフィードバックすることは大切なことです。

エアコン1台で全館空調の家 – 室温実測結果

全館空調住宅の、室温と外気温の温度測定を行いました。

  • 延べ床面積: 153平方メートル(約46坪)
  • 建物概要 : 木造軸組工法、高断熱性能サッシ
  • エアコン : 家庭用 壁掛ルームエアコン14畳用、1台
  • 計測期間 : 2016年1月24日〜2月2日(10日間)

2016年1月24日頃から、日本列島を猛烈な寒波が襲い、ここ横浜市でも大変寒い日が続きました。
このような絶好かつ厳しいタイミングで温度計測をすることで、建物性能の真価を問うことができました。

外気温が0度を下回った日も、室温は21〜22度で安定しています。
1月29日から2月1日の4日間は、日照時間がほぼゼロの曇りまたは雨の日で、底冷えする数日でしたが、室温は23度付近で安定しています。

 
全館空調の温度測定グラフ